最悪っ。
保険料がけっこう上がるようで。。。
いい機会なので、自動車の保険について色々調べてみると、もしかしたら車両保険っていらないんじゃないかということがわかってきたんです。
ということで、この記事では自動車保険。とりわけ車両保険がいらない理由ついて解説をしている記事となります。
・少しでも月々の保険料をさげたいと思っている方
・自動車保険のことをよくわかっていない方
・無駄を省きたいという方
上記のような思いを抱いている方は是非参考にしてみてください。
今回の記事の参考書籍はコチラです。
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Contents
今回の事故での車両の損傷具合は?
先日の事故で大きく損傷をしてしまったマイカーを、車両保険を利用して修理をしました。
車は左側のドアを大きくえぐってしまっており、修理にはかなりの費用がかかるとのことでした。
とっさに用意できるような資金もないので、もちろん加入をしている保険を利用して修理をしてもら事にしました。
車の破損具合はこんな感じです。

車両保険とは?3等級ダウン事故って何?
車両保険とは、
事故で自動車が壊れたときに修理代をだしてもらえる保険。
車を所有する際に必ず入らないといけない自賠責保険と違い、こちの車両保険は任意保険となっています。
加入することで年間35,000円ほど保険料が高くなりますが、車所有者の約4割が加入しているなど多くの人が利用をしています。
また、車両保険の大きな特徴が等級制度を採用している点です。
1等級から始まり、最大で20等級まであります。
1年間無事故なら毎年1等級あがり、等級が上がれば上がるほど、月々の保険料は安くなっていく。
逆に事故を起こせば等級が下がり保険料があがるという仕組みです。
事故をおこした際の下がる等級は、事故の内容によって変わります。
実際に事故を起こしてしまった際は、事故の内容によって下記の3つのケースに分別され、事故後の等級数が決まります。
- 3等級ダウン事故
- 1等級ダウン事故
- ノーカウント事故
と3種類に分かれています。
【3等級ダウン事故】
- 他人の車との衝突により、自分の車を修理する
- 電柱に車をぶつけてしまい、自分の車を修理する
- 当て逃げに遭い、自分の車を修理する
【1等級ダウン事故】
- 盗難によって車両保険金が支払われる場合
- 台風などで水災に遭い、自分の車を修理する場合
- 車にいたずらされ、車両保険金が支払われる場合
- 飛石で車が傷つき、車両保険金が支払われる場合
【ノーカウント事故】
- 事故で契約車に乗っていた人が死傷し人身傷害保険を利用した場合
- 自転車で人身事故を起こし、個人賠償特約を利用した場合
- 弁護士特約、ファミリーバイク特約などを利用した場合
コチラはチューリッヒの自動車保険の内容を参考にしています。細かくは保険会社によっても変わってくるので、詳細は各契約先の保険会社にお問合せをしてみてください。
3等級ダウン事故で、保険料が〇〇円上がった
さて今回の事故を受けて、僕の車両保険はいくら上がったのかというと、
イッタぁぁぁーい!!
コチラが保険屋さんから届いた、等級ダウン後のシュミレーションです。
将来6年間で158,000円、保険料があがるそうです。初年度は年間で61,000円の保険料アップ。12ヵ月で割り返すと月々≒5083円となります。
ちなみに僕の加入している車両保険の詳細はこんなんです。
【3年長期契約型】
- 補償タイプ:一般条件
- 補償内容:ご契約の自動車が盗難または衝突・接触・火災・爆発・台風・竜巻・洪水・落書・いたずら・飛び石などの偶然な事故により損害が生じた場合
- 自己負担額:事故1回目/5万円、事故2回目以降/10万円
- ※協定保険価額:140万円、新車価格相当額:225万円
- [2年度目以降協定保険価額]2年度目/125万円、3年度目/115万円
※協定保険価額とは、下りる保険料の上限額です。
もっと詳しく知りたい方は、協定保険価額の詳しい説明は下記のサイトが分かりやすく説明しています。
👉https://hoken-room.jp/car/1626
本当に必要?車両保険がいらない理由
理由①:非常に使いづらい不便な保険
車両保険は非常に使いづらい、とても不便な保険と言えます。
車両保険は等級制度を採用していることから、一度保険を使ってしまうと等級が下がり保険料が高くなるという仕組みになっています。
このことから、大した修理が必要ないにも関わらず保険を使ってしまうと、修理代より値上がり分の保険料のほうが高くなるケースが多々あります。
高くなっても、支払う保険料以上の修理代を車両保険がカバーしてくれるのであれば、車両保険を使う意味はありますが、
修理代より値上がり分の保険料のほうが高くつくケースも多く、結果として車両保険を使うのがもったないので使わないということも多々あり、
結局なんのために車両保険に入っていたのかということになりかねないのです。
理由②:全損しても新車を買えるだけのお金はでない
全損のような大きな事故になったときのために入っておくべきなのかというと、実はそうでもなく。
車両保険では、新車代相当の保険金が支払われることはまずありえません。
新価特約をつければ、全損の場合の買い替えで全額保険は下りるが、その分月々の保険料も上がってしまいます。
つまりは「大したことない事故で使ってしまうとマイナス。全損しても下りた保険では新車は買えないのでマイナス。」
ほら。使いづらいでしょ。
お金の大学のご意見は?
以上のことから、お金の大学では車両保険に入るのは勿体ないので入るべきではないとの意見になっています。
事故で車両を故障させてしまった際の費用は自身で貯蓄をして支払うべき。というのがお金の大学のスタンスです。
修理代を払えないような状況の人は、そもそもマイカーを所持するような贅沢はするべきではないのです。